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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻6号

2007年06月発行

文献概要

今月の主題 認知症のプライマリケア 血管性認知症

血管性認知症の薬物治療―現状と展望

著者: 脇田英明1

所属機関: 1国立長寿医療センター研究所血管性認知症研究部

ページ範囲:P.1118 - P.1120

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ポイント

●血管性認知症の治療は危険因子の管理や抗血小板療法,抗凝固療法による原因となる脳血管障害の再発予防が中心である.

●周辺症状に対する薬物療法も並行し,ADL低下を予防する.

●認知機能障害に対する治療薬は現在ないが,アセチルコリンエステラーゼ阻害薬の有効性が報告された.

参考文献

1)宇高不可思,他:脳血管性痴呆の病態と治療.日老医誌 41:1-7,2004
2)Román GC:Vascular dementia prevention;A risk factor analysis. Cerebrovasc Dis 20(Suppl 2):91-100, 2005
3)Aggarwal NT, et al:Vascular dementia;Emerging trends. Semin Neurol 27:66-77, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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