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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻6号

2007年06月発行

文献概要

今月の主題 認知症のプライマリケア 認知症の介護と社会支援

成年後見制度の利用と診断書および鑑定書

著者: 池尻義隆1 宇高不可思2

所属機関: 1住友病院メンタルヘルス科 2住友病院神経内科

ページ範囲:P.1142 - P.1146

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ポイント

●認知症の患者の人権および権利擁護のためには,成年後見制度の利用が不可欠である.

●任意後見として任意後見契約が,法定後見として補助,保佐,後見の3類型がある.

●任意後見と補助には診断書が,保佐と後見には鑑定書が原則として必要である.

参考文献

1)成年後見制度における鑑定書・診断書作成の手引.裁判所ウェブサイト.http://www.courts.go.jp/saiban/syurui/kazi/kazi_09_02.html
2)水野 裕:成年後見制度とその運用―精神医学的立場から,山内俊雄,山上皓,中谷陽二(編),松下正明(総編):司法精神医学4―民事法と精神医学,pp107-117,中山書店,2005
3)新井 誠:成年後見法における医療行為の同意権,新井 誠(編):成年後見と医療行為,pp1-15,日本評論社,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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