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文献概要
今月の主題 内科医が診る睡眠障害 睡眠障害の治療
不眠症の薬物療法―睡眠薬の使い方の基本
著者: 内村直尚1
所属機関: 1久留米大学医学部精神神経科
ページ範囲:P.1276 - P.1279
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●睡眠薬としては,ベンゾジアゼピン(BZ)受容体作動薬を主に使用する.
●不眠のタイプ,診断名,年齢,全身状態や生活状況によって,消失半減期を指標として使い分ける.
●高齢者では副作用が出現しやすいので,成人の半量程度から投与する.
●半減期の短い超短時間作用型や短時間作用型の睡眠薬では漸減法を用い離脱する.
●半減期の長い中間作用型や長時間作用型の睡眠薬では,漸減法と隔日法を併用し離脱する.
●睡眠薬としては,ベンゾジアゼピン(BZ)受容体作動薬を主に使用する.
●不眠のタイプ,診断名,年齢,全身状態や生活状況によって,消失半減期を指標として使い分ける.
●高齢者では副作用が出現しやすいので,成人の半量程度から投与する.
●半減期の短い超短時間作用型や短時間作用型の睡眠薬では漸減法を用い離脱する.
●半減期の長い中間作用型や長時間作用型の睡眠薬では,漸減法と隔日法を併用し離脱する.
参考文献
1)内村直尚:睡眠薬,田中正敏(監修):エクセルナース薬シリーズ〔脳神経編〕,p32,メディカルレビュー社,2001
2)内山 真(編):睡眠障害の対応と治療ガイドライン,じほう,2002
3)内村直尚:不眠症に対する薬物療法.治療 89:58-64,2007
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