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今月の主題 内科医が診る睡眠障害 睡眠障害の治療
睡眠時随伴症の治療
著者: 粥川裕平13 北島剛司2 岡田保3
所属機関: 1名古屋工業大学保健センター 2藤田保健衛生大学附属病院精神科 3岡田クリニック睡眠障害研究室
ページ範囲:P.1296 - P.1299
文献購入ページに移動●睡眠時随伴症は,ノンレム睡眠中の異常とレム睡眠中の異常に二大別される.
●児童期の睡眠時随伴症は,自然治癒する夜尿症,夜驚症,夢遊病などがある.
●初老期以後の睡眠時随伴症であるレム睡眠行動障害は,変性疾患との関連が強い.
●レム睡眠行動障害の診断には,解離性レムの睡眠ポリグラフ所見が不可欠である.
●レム睡眠行動障害の多くはクロナゼパムが奏効するが,無効例もある.
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