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文献概要
今月の主題 内科医が診る睡眠障害 Q&A―睡眠についての疑問に答える
睡眠時無呼吸を生じやすい歯並びとは?
著者: 山田史郎1
所属機関: 1愛知医科大学歯科口腔外科
ページ範囲:P.1371 - P.1371
文献購入ページに移動 睡眠時無呼吸症候群の口腔内装置治療を行っておりますと,歯並びの悪い患者さんが多いと感じます.
歯並びの悪い咬み合わせを不正咬合といいます.不正咬合は小児期の指しゃぶり,口呼吸,爪をかむ癖,舌を前方に出す癖などにより生ずることはよく知られていますが,近年では咀嚼回数が少ないために顎骨の発達が抑制され,不正咬合をもたらすとされています.さらに成人では虫歯,歯周病により悪化する場合が一般的です.
歯並びの悪い咬み合わせを不正咬合といいます.不正咬合は小児期の指しゃぶり,口呼吸,爪をかむ癖,舌を前方に出す癖などにより生ずることはよく知られていますが,近年では咀嚼回数が少ないために顎骨の発達が抑制され,不正咬合をもたらすとされています.さらに成人では虫歯,歯周病により悪化する場合が一般的です.
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