icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina44巻7号

2007年07月発行

文献概要

書評

左アプローチによるTRI

著者: 延吉正清1

所属機関: 1小倉記念病院

ページ範囲:P.1237 - P.1237

文献購入ページに移動
 冠動脈インターベンションを世界で最初に行ったのは,Gruentzigである.彼は1977年にスイスのチューリッヒで右股動脈穿刺に細いカテーテルを用い,前下行枝の高度狭窄の拡張に成功した.そしてこの手技を,percutaneous transluminal coronary angioplasty,すなわちPTCAと命名した.
 その後,ステントやロータブレーター,DCAなどの出現によりPTCAをPCI(percutaneous coronary intervention)と呼ぶようになった.歴史的には股動脈穿刺の後,Stertzerらにより右前腕穿刺で行うPTCAも普及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?