文献詳細
今月の主題 動脈硬化のトータルマネジメント
動脈硬化患者へのアプローチ法
文献概要
ポイント
●症状はなくとも高齢者には動脈硬化性疾患が潜在すると考えたほうがよい.
●脳血管障害患者ではMRI/MRAで梗塞巣や大脳白質病変を確認する.
●虚血性心疾患の疑いがある高齢者は,侵襲度の低い方法で診断を進める.
●非侵襲的検査法として血管拡張反応,脈波伝播速度,頸動脈エコーが有用である.
●高齢者も青壮年者と同様,食事指導,運動指導などの生活習慣指導を行う.
●高齢者では薬物は少量(青壮年者の半量)から開始し,時間をかけて増量する.
●症状はなくとも高齢者には動脈硬化性疾患が潜在すると考えたほうがよい.
●脳血管障害患者ではMRI/MRAで梗塞巣や大脳白質病変を確認する.
●虚血性心疾患の疑いがある高齢者は,侵襲度の低い方法で診断を進める.
●非侵襲的検査法として血管拡張反応,脈波伝播速度,頸動脈エコーが有用である.
●高齢者も青壮年者と同様,食事指導,運動指導などの生活習慣指導を行う.
●高齢者では薬物は少量(青壮年者の半量)から開始し,時間をかけて増量する.
参考文献
1)Kobayashi K, et al:Interrelationship between non-invasive measurements of atherosclerosis;Flow-mediated dilation of brachial artery, carotid intima-media thickness and pulse wave velocity. Atherosclerosis 173:13-18, 2004
2)平山俊一,菊池令子,井上慎一郎,他:超高齢者におけるクレアチニンクリアランス推定式の比較検討.日老医誌 44:90-94,2007
掲載誌情報