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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻9号

2007年09月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方Update 今日の消化器治療薬

プロトンポンプ阻害薬

著者: 春間賢1 鎌田智有1 塩谷昭子1

所属機関: 1川崎医科大学内科学食道・胃腸科

ページ範囲:P.1654 - P.1656

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ポイント

●最も強い胃酸分泌抑制効果が得られる.

●初期治療としては消化性潰瘍,逆流性食道炎,Helicobacter pylori除菌,非びらん性胃食道逆流症(NERD)が適応疾患である.

●再燃・再発を繰り返す逆流性食道炎の維持療法に用いられる.

参考文献

1)桑山 肇:酸関連疾患における酸分泌抑制の意義を探る.浅香正博,千葉 勉(編):実地診療のためのプロトンポンプ阻害薬ハンドブック,pp98-106,先端医学社,2006
2)Chiba N, et al:Speed of healing and symptom relief in grade II to IV gastroesophageal reflux disease;A meta-analysis. Gastroenterology 112:1798-1810, 1997
3)胃潰瘍ガイドラインの適用と評価に関する研究班(編):EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン,第2版,じほう,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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