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文献詳細

雑誌文献

medicina44巻9号

2007年09月発行

文献概要

今月の主題 消化器薬の使い方Update 消化器疾患の薬物治療

急性胆囊炎・胆管炎

著者: 小林健二1

所属機関: 1東京ミッドタウンクリニック

ページ範囲:P.1723 - P.1725

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ポイント

●急性胆囊炎・胆管炎に対する抗菌薬の投与は補助的な治療であり,胆囊摘出術あるいは胆道ドレナージ(±結石除去)が根本的な治療である.

●いずれの疾患も起炎菌として頻度の高いものは,大腸菌,腸球菌,クレブシエラ,エンテロバクターである.初期の治療では,これらの細菌を想定して広域ペニシリン薬,第3~4世代セフェム,カルバペネムなどを投与する.

参考文献

1)急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会(編):科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆囊炎の診療ガイドライン.https://minds.jcqhc.or.jp/lo/gm/gm_medinfo.aspx(2007年7月10日にアクセス)
2)Papi C, et al:Timing of cholecystectomy for acute calculous cholecystitis;A meta-analysis. Am J Gastroenterol 99:147-155, 2004
3)Browning JD, Sreenarasimhaiah J:Gallstone disease. Sleisenger & Fordtran's Gastrointestinal and Liver Disease, 8th ed, pp1387-1418, Saunders Elsevier, Philadelphia, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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