icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina44巻9号

2007年09月発行

今月の主題 消化器薬の使い方Update

消化器薬物治療の新展開

腸内細菌叢への薬物介入と腸疾患

著者: 藤山佳秀1 安藤朗1

所属機関: 1滋賀医科大学消化器内科

ページ範囲:P.1739 - P.1742

文献概要

ポイント

●腸内細菌叢のほとんどが難培養菌よりなる.

●炎症性腸疾患(IBD)や過敏性腸症候群(IBS)では腸内細菌叢の変化が生じている.

●プロバイオティクスとプレバイオティクスの違いについて理解し,その使い分けを考慮する.

参考文献

1)光岡知足:ミクロの住人たち―腸内細菌の世界を探る.ヤクルト健康シリーズ10,ヤクルト本社,1988
2)Andoh A, et al:Terminal restriction fragment length polymorphism (T-RFLP) analysis for the diversity of fecal microbiota in patients with ulcerative colitis. Inflammatory Bowel Disease 13:955-962, 2007
3)Kim HJ, et al:A randomized controlled trial of a probiotic combination VSL#3 and placebo in irritable bowel syndrome with bloating. Neurogastroenterol Motil 17:687-696, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら