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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻1号

2008年01月発行

文献概要

今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療 膠原病を見逃さないための日常診療

頻度の高い膠原病類似疾患

著者: 金城光代1

所属機関: 1手稲渓仁会病院総合内科

ページ範囲:P.20 - P.23

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ポイント

●急性発症の対称性多発関節炎は,関節リウマチ以外の可能性を十分考える.

●ウイルス性関節炎は,ほとんどが数週以内に自然寛解する.

●高齢者の多発関節炎では,結晶性関節炎を鑑別から忘れない.

●リウマチ因子陽性の多発関節炎は,HCVや結核性関節炎でも認める.

●亜急性の筋力低下では,甲状腺疾患,薬剤,神経疾患による原因も考える.

参考文献

1)Pinals RS:Polyarthritis and fever. N Engl J Med 330:769-774, 1994
2)Goldman L, Ausiello D:Cecil Textbook of Medicine, 22nd ed, WB Saunders, 2007
3)Harris ED:Kelley's Textbook of Rheumatology, 7th ed, Elsevier, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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