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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻1号

2008年01月発行

文献概要

今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療 膠原病を見逃さないための日常診療

初診時の系統的レビュー(review of systems:ROS)

著者: 徳田安春1

所属機関: 1聖路加国際病院一般内科

ページ範囲:P.25 - P.27

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ポイント

●医療面接は,医師にとって最も重要な技能である.

●ROSは主訴と現病歴を補完し,全身の症候把握を完成することができる.

●ROSは誤診と治療失敗を系統的に回避する有用なツールである.

●心理社会的背景を把握することで全人的医療の視点を得ることも可能となる.

●ROSは「病歴」のなかに含まれ,患者の主観的所見(S)に属する.

参考文献

1)Aldrich CK,田口博國(訳):医療面接法,医学書院,2000
2)箕輪良行,佐藤純一:医療現場のコミュニケーション,医学書院,1999
3)飯島克巳:外来でのコミュニケーション技法,日本医事新報社,1995
4)徳田安春:内科(シリーズ臨床研修医指導の手引き),診断と治療社,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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