文献詳細
今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療
膠原病を見逃さないための日常診療 再診で膠原病を見逃さない
文献概要
ポイント
●リウマチ・膠原病でCRPやESRが上昇することが多いが,これに頼りすぎると診断をミスすることがある.
●抗リン脂質抗体症候群では血小板減少やaPTT延長がみられることがあるが,症状は血栓塞栓症である.
●喘息でステロイド内服・点滴を頻回に必要とする状態になって好酸球数が上昇した場合には,ABPAとCSSを考える.
●血尿で糸球体病変を示唆する所見は,赤血球の変形と赤血球円柱である.
●蛋白尿の定量には尿蛋白/クレアチニン比を用いるのが簡便である.
●リウマチ・膠原病でCRPやESRが上昇することが多いが,これに頼りすぎると診断をミスすることがある.
●抗リン脂質抗体症候群では血小板減少やaPTT延長がみられることがあるが,症状は血栓塞栓症である.
●喘息でステロイド内服・点滴を頻回に必要とする状態になって好酸球数が上昇した場合には,ABPAとCSSを考える.
●血尿で糸球体病変を示唆する所見は,赤血球の変形と赤血球円柱である.
●蛋白尿の定量には尿蛋白/クレアチニン比を用いるのが簡便である.
参考文献
1)Keeling DM, Isenberg DA:Haematological manifestations of systemic lupus erythematosus;Blood Reviews, pp.199-207, 1993
2)Harris E:Kelley's Textbook of Rheumatology 7th ed, WB Saunders, 2005
掲載誌情報