文献詳細
文献概要
今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療 膠原病を疑ったときの診断の進め方
膠原病を追い込む問診事項
著者: 岸本暢将1
所属機関: 1亀田総合病院リウマチ膠原病内科
ページ範囲:P.38 - P.42
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●関節痛の原因診断は詳細な問診により的を絞ることができる.特に関節の“OPQRSTa”を忘れずに.
●安静時・寝ているときに増悪する痛みは要注意.
●前医の診断が正しいとは限らない.現在の主訴以外に,過去の診断に至った経緯についても詳細に問診すること.
●各疾患の特徴を理解し,システムレビューにて全身のチェックも忘れずに.
●関節痛の原因診断は詳細な問診により的を絞ることができる.特に関節の“OPQRSTa”を忘れずに.
●安静時・寝ているときに増悪する痛みは要注意.
●前医の診断が正しいとは限らない.現在の主訴以外に,過去の診断に至った経緯についても詳細に問診すること.
●各疾患の特徴を理解し,システムレビューにて全身のチェックも忘れずに.
参考文献
1)Harris E, et al:Kelly's Textbook of Rheumatology, WB Saunders, 2004
2)Pinals RS:Polyarthritis and fever. N Engl J Med 310:769-774, 1994
3)Helfgott SM, Kratz A:Case 19-2001-A 50-year-old man with fever and joint pain. N Engl J Med 344:1929-1935, 2001
4)Richie AM, Francis ML:Diagnosis approach to polyarticular joint pain. Am Fam Physician 68:1151-1160, 2003
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