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今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療 膠原病を疑ったときの診断の進め方 膠原病を疑ったときの検査
リウマトイド因子・抗CCP抗体が陽性・陰性の臨床的意義
著者: 村上孝作1 藤井隆夫1 三森経世1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科内科学講座臨床免疫学
ページ範囲:P.64 - P.67
文献購入ページに移動●IgM-リウマトイド因子(RF)は,アメリカリウマチ学会の診断基準に採用されている.
●RF陰性を特徴とする疾患もある.
●抗CCP抗体は,RAの早期診断と関節破壊予測を可能とする新しい診断マーカーである.
●RF,抗CCP抗体ともに,RAにおける感度は70%程度である.
●RF,抗CCP抗体ともに陰性であっても,完全にRAを否定することはできない.
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