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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻1号

2008年01月発行

文献概要

今月の主題 プライマリケア医が主役―膠原病・関節リウマチの早期診断・早期治療 内科医としての関節リウマチ治療戦略

抗リウマチ薬の基本知識と使い始め方―パスを作ろう

著者: 古谷武文1 小竹茂1

所属機関: 1東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター内科

ページ範囲:P.80 - P.83

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ポイント

●NSAIDsは,QOL改善目的のみに用いる.

●ステロイド薬は漸減法で,骨粗鬆症に注意する.

●抗リウマチ薬は漸増法で,主役はメトトレキサート.

●抗リウマチ薬は副作用が20~40%,患者教育と定期検査が重要.

●抗TNF療法の効果は絶大だが,免疫力低下や費用が問題.

参考文献

1)O'Dell JR:Treating rheumatoid arthritis early:A window of opportunity? Arthritis Rheum 46:283-285, 2002
2)Guidelines for the management of rheumatoid arthritis;2002 Update. Arthritis Rheum 46:328-346, 2002
3)古谷武文,他:慢性関節リウマチにおける低用量メトトレキサート療法の有害事象 自験例276例での検討.リウマチ 36:746-752,1996
4)Miyasaka N, Takeuchi T, Eguchi K:Guidelines for the proper use of etanercept in Japan. Mod Rheumatol 16:63-67, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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