文献詳細
文献概要
今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる 肺炎診療の基本
肺炎の疫学と起因菌およびその感受性―Q. 肺炎の起因菌としてコモンなのは何か?
著者: 佐竹幸子1
所属機関: 1群馬大学医学部保健学科
ページ範囲:P.1751 - P.1753
文献購入ページに移動ポイント
●院内肺炎の死亡率は20~33%であり,院内感染による死亡の60%はVAPである.
●院内肺炎起因菌の種類,頻度,抗菌薬感受性は,病院によって異なる.
●同じ病院であっても,院内肺炎起因菌の種類,頻度,抗菌薬感受性は,経時的に変動する.
●ローカルファクターを定期的に求める必要がある.
●流行している市中肺炎の情報収集に努める.
●院内肺炎の死亡率は20~33%であり,院内感染による死亡の60%はVAPである.
●院内肺炎起因菌の種類,頻度,抗菌薬感受性は,病院によって異なる.
●同じ病院であっても,院内肺炎起因菌の種類,頻度,抗菌薬感受性は,経時的に変動する.
●ローカルファクターを定期的に求める必要がある.
●流行している市中肺炎の情報収集に努める.
参考文献
1)Donowitz GR, Mandell GL:Acute pneumonia, Mandell GL, Bennett JE, Dolin R (eds):Principles and practice of infectious diseases, pp717-743, Churchill Livingstone, New York, 2000
2)CDC:Guidelines for Preventing Health-Care-Associated Pneumonia, 2003. MMWR 53:7, 2004
掲載誌情報