icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina45巻10号

2008年10月発行

文献概要

今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる 肺炎診療の基本

院内肺炎ガイドラインをいかに活用するか?

著者: 長谷川景子1 田中竜馬2

所属機関: 1横須賀市立うわまち病院呼吸器内科 2LDS病院集中治療部

ページ範囲:P.1759 - P.1762

文献購入ページに移動
ポイント

●ガイドラインは院内肺炎の診断や治療の糸口である.

●ガイドラインにある治療は『大きく外れない』ための指針である.

●院内肺炎の治療はガイドラインを参考に,地域や施設ごとの原因菌の特徴も考慮することが望ましい.

参考文献

1)Guidelines for the management of adults with hospital-acquired, ventilator-associated, and healthcare-associated pneumonia. Am J Respir Crit Care Med 171:388-416, 2005
2)日本呼吸器学会 呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」成人院内肺炎診療ガイドライン,2008
3)日本呼吸器学会 呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」成人院内肺炎診療の基本的考え方,2004
4)Watanabe A, et al:Multicenter survey on hospital-acquired pneumonia and the clinical efficacy of first-line antibiotics in Japan. Intern Med 47:245-254, 2008
5)亀田メディカルセンター感染症ガイドライン;医療機関関連肺炎(www.kameda.com/medi personnel/infectious disease/images/13.pdf)
6)Beardsley JR, et al:Using local microbiologic data to develop institution-specific guidelines for the treatment of hospital-acquired pneumonia. Chest 130:787-793, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?