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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻10号

2008年10月発行

文献概要

今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる 誤嚥性肺炎・化学性肺臓炎

誤嚥性肺炎診療での誤解―Q1. 化学性肺臓炎と誤嚥性肺炎はどう違うのか? Q2. 診断と治療でコモンな落とし穴は?

著者: 名倉功二1

所属機関: 1亀田総合病院総合診療・感染症科

ページ範囲:P.1830 - P.1833

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ポイント

●化学性肺臓炎と誤嚥性肺炎を区別して理解すること.

●誤嚥性肺炎を疑う場合には,喀痰グラム染色・培養,血液培養,胸部単純X線など必要検査を行ったうえで,市中肺炎・院内肺炎で想定する起炎菌を考えて抗菌薬を投与すること.

参考文献

1)Paul E, et al:Aspiration pneumonitis and aspiration pneumonia. N Engl J Med 344:665-671, 2001
2)藤本卓司:感染症レジデントマニュアル,医学書院,2004
3)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル第2版,医学書院,2008
4)Paul E, et al:Aspiration pneumonia and dysphagia in the elderly. Chest 124:328-336, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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