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今月の主題 内科の基本 肺炎をきわめる 肺炎の合併症
急性呼吸不全―Q. どのような患者で挿管・NPPVが適応となるのか?
著者: 馳亮太1
所属機関: 1亀田総合病院総合診療・感染症科
ページ範囲:P.1862 - P.1865
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●気道確保が危ぶまれる場合には挿管を行う.
●治療抵抗性の低酸素血症,アシドーシスが存在する場合には人工呼吸の開始を検討する.
●呼吸窮迫症状が存在する場合にも,人工呼吸の開始を検討する.
●人工呼吸適応-挿管適応=NPPV適応.
●肺炎患者の急性呼吸不全の初期治療として,NPPVの使用が推奨されている.
●NPPVを使用する場合は,開始後の反応性の評価をしっかりと行うことが重要である.
●気道確保が危ぶまれる場合には挿管を行う.
●治療抵抗性の低酸素血症,アシドーシスが存在する場合には人工呼吸の開始を検討する.
●呼吸窮迫症状が存在する場合にも,人工呼吸の開始を検討する.
●人工呼吸適応-挿管適応=NPPV適応.
●肺炎患者の急性呼吸不全の初期治療として,NPPVの使用が推奨されている.
●NPPVを使用する場合は,開始後の反応性の評価をしっかりと行うことが重要である.
参考文献
1)Schuster DP, et al:A physiologic approach to initiating, maintaining, and withdrawing mechanical ventilator support during acute respiratory failure. Am J Med 88:268-278, 1990
2)Pierson DJ:Indications for mechanical ventilation in adults with acute respiratory failure. Respir Care 47:249-263, 2002
3)Tobin MJ:Mechanical ventilation. N Engl J Med 330:1056-1061, 1994
4)American Thoracic Society:International consensus conferences in intensive care medicine:noninvasive positive pressure ventilation in acute respiratory failure. Am J Respir Crit Care Med 163:283-291, 2001
5)Mandell LA, et al:Infectious Diseases Society of America/American Thoracic Society consensus guidelines on the management of community-acquired pneumonia in adult. Clin Infect Dis 44:S27-S72, 2007
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