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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻11号

2008年11月発行

文献概要

今月の主題 浮腫をどう診るか 浮腫の部位別の鑑別診断

顔面に浮腫をみたら何を考えるか

著者: 矢吹拓1 鄭東孝1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構東京医療センター総合内科

ページ範囲:P.1959 - P.1963

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ポイント

●顔面浮腫を,全身性に浮腫をきたす疾患と,顔面のみに限局性に浮腫をきたす疾患とに分けて考える.

●血管性浮腫(アナフィラキシーや遺伝性血管性浮腫等)と顔面(気道)熱傷は致命的な経過をたどることがあり,注意が必要である.

●詳細な病歴聴取と身体所見が原因を探るために重要となる.

参考文献

1)松村由美・他:血管性浮腫.日本臨牀 63:117-120,2005
2)小倉裕司・他:気道熱傷の診断と呼吸管理.日本外科学会雑誌 106:740-744,2005
3)De Serres J, et al:Safety and efficacy of pasteurized C1 inhibitor concentrate (Berinert P) in hereditary angioedema;A review. Transfus Apher 29:247-254, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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