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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻11号

2008年11月発行

文献概要

今月の主題 浮腫をどう診るか さまざまな臨床各分野における浮腫

腎疾患からくる浮腫をどう診るか

著者: 須藤博1

所属機関: 1大船中央病院内科

ページ範囲:P.1977 - P.1980

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ポイント

●浮腫は組織間液の過剰で,その主な病態はNa再吸収の亢進(排泄障害)である.

●診察上明らかな全身性浮腫では,体重は4~5kg増加している.

●尿沈渣異常は,ネフローゼ型,腎炎型,慢性腎不全型の3パターンで考える.

●pit recovery time(PRT)はベッドサイドで浮腫の鑑別に有用である.

参考文献

1)Rose BD:Approach to the adult with edema. UpToDate 16.2, 2008
2)Rose BD:Differential diagnosis of glomerular disease. UpToDate 16.2,2008
3)Kurtzman NA:Nephritic edema. Semin Nephrol 21:257-261, 2001
4)Orient JM, Sapira JD:Sapira's Art & Sience of Bedside Diagnosis. 3rd ed, p.491, Lippincott Williams & Wilkins, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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