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今月の主題 浮腫をどう診るか さまざまな臨床各分野における浮腫
内分泌疾患からくる浮腫をどう診るか
著者: 小澤安則1
所属機関: 1虎の門小澤クリニック
ページ範囲:P.1987 - P.1990
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●甲状腺機能低下症では粘液水腫というnon-pitting edemaが生じる.
●甲状腺機能亢進症でも浮腫が生じうる.
●浮腫をみたら一度は甲状腺機能異常の可能性を考える.
●Cushing症候群での浮腫の頻度は高い.特異的な症状の有無を検討する.
●インスリン作用の増強で浮腫が生じる.
●甲状腺機能低下症では粘液水腫というnon-pitting edemaが生じる.
●甲状腺機能亢進症でも浮腫が生じうる.
●浮腫をみたら一度は甲状腺機能異常の可能性を考える.
●Cushing症候群での浮腫の頻度は高い.特異的な症状の有無を検討する.
●インスリン作用の増強で浮腫が生じる.
参考文献
1)甲状腺機能低下症の診断基準,甲状腺機能亢進症の診断基準(http://thyroid.umin.ac.jp/flame.html)
2)Bartalena L, et al:An Update on medical management of Graves‘ophtalmopathy. J Endocrinol Invest 28:469-478, 2005
3)二川原健,須田俊宏:内分泌高血圧症の病態と診断のup to date──Cushing症候群とpreclinical Cushing症候群.日内会誌 95:640-649,2006
4)Nieman LK, et al:The diagnosis of Cushing's syndrme;An Endocrine Society Clinical Practice Guideline. J Clin Endocrinol Metab 93:1526-1540,2008
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