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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻11号

2008年11月発行

文献概要

今月の主題 浮腫をどう診るか さまざまな臨床各分野における浮腫

リウマチ・膠原病疾患からくる浮腫をどう診るか

著者: 岡田正人1

所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病科

ページ範囲:P.1999 - P.2002

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ポイント

●関節炎に伴う関節周囲の浮腫では受動的関節運動で関節痛を認める.

●関節リウマチでは薬剤性腎症に留意する.

●SLEではループス腎炎の増悪を浮腫が起こる前に診断・治療できるように心がける.

●Sjögren症候群では橋本病に伴う甲状腺機能低下症が頻繁に認められる.

参考文献

1)岡田正人:プライマリーケア外来における急性・慢性関節炎・関節痛の診断の進め方.medicina 37:1466-1471,2000
2)岡田正人:全身性エリテマトーデス.medicina 45:104-107,2008
3)Ramos-Casals M, et al:Primary Sjögren's syndrome;New clinical and therapeutic concepts. Ann Rheum Dis 64:347-354, 2005
4)de Laat B, et al:Mechanisms of Diseases;Anti-phospholipid antibodies-from clinical association to pathologic mechanism. Nature Clin Prac Rheum 4:192-199, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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