文献詳細
今月の主題 浮腫をどう診るか
さまざまな臨床各分野における浮腫
文献概要
ポイント
●深部静脈血栓症は各種凝固線溶異常の合併や長期臥床,手術後などの要因が関与している場合が多い.
●肺塞栓症は深部静脈血栓症発症初期に合併する可能性があり迅速,確実な診断が必要となる.
●下肢静脈瘤では症状の強い症例に対しては圧迫や手術などの治療を考慮する.
●上・下大静脈症候群は対症的治療法とともに原疾患の同定,治療が必須となる.
●深部静脈血栓症は各種凝固線溶異常の合併や長期臥床,手術後などの要因が関与している場合が多い.
●肺塞栓症は深部静脈血栓症発症初期に合併する可能性があり迅速,確実な診断が必要となる.
●下肢静脈瘤では症状の強い症例に対しては圧迫や手術などの治療を考慮する.
●上・下大静脈症候群は対症的治療法とともに原疾患の同定,治療が必須となる.
参考文献
1)肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断・治療・予防に関するガイドライン.Circ J 68(Suppl 4):1079-1134, 2004
2)岩井武尚・他:最新テクニック──下肢静脈瘤の診療,中山書店,2008
3)佐藤洋,遠田栄一:下肢静脈疾患と超音波検査の進め方──いかに深部静脈血栓症・下肢静脈瘤をエコーで診るか:月刊Medical Technology,別冊超音波エキスパート6,医歯薬出版,2007
掲載誌情報