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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻11号

2008年11月発行

文献概要

今月の主題 浮腫をどう診るか 浮腫の治療をめぐる話題

浮腫性疾患における体外循環療法の応用

著者: 緒方浩顕1 山本真寛1

所属機関: 1昭和大学横浜市北部病院内科

ページ範囲:P.2063 - P.2065

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ポイント

●薬剤治療抵抗性の浮腫では体外循環を用いた治療が有効である.

●低左心機能やうっ血性心不全を伴う症例ではECUMが有効である.

●肝硬変による大量腹水貯留症例では腹水濃縮療法により,アルブミン製剤の使用を節減できる.

●難治性ネフローゼ症候群では,LDL吸着により治療抵抗性の改善が期待できる.

参考文献

1)渡辺 励:浮腫 a. 肝疾患を合併した場合,飯野靖彦・他(編):腎疾患・透析最新の治療2008-2010,pp67-68,南江堂,2008
2)Graziotto A, et al:Reperfusion of concentrated ascitic fluid versus total paracentesis. A randomized prospective trial. Dig Dis Sci 42:1708-1714, 1997
3)Muso E, et al:Low density lipoprotein apheresis therapy for steroid-resistant nephrotic syndrome;Kansai-FGS-Apheresis Treatment (K-FLAT) Study Group. Kidney Int 71:S122-S125, 1999

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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