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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか 血液疾患にみられる症候

出血傾向

著者: 石田明1 半田誠2

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会立川病院内科 2慶應義塾大学病院輸血・細胞療法部

ページ範囲:P.2133 - P.2135

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ポイント

●止血機構の破綻によって起こる易出血性変化を出血傾向という.内科診療の目標は,出血傾向のある患者を高感度で抽出できること,そして病態と重症度(緊急性)を正しく判断し,専門医に相談するタイミングを逃さないことである.

●出血傾向の診療のポイントは,易出血性,止血遷延,全身性の3点である.

●出血傾向の身体学的所見には,紫斑(点状出血,斑状出血),粘膜出血(鼻出血,消化管出血),深部出血(関節内出血,筋肉内出血),後出血などがある.

参考文献

1)Williams WJ, et al:Hematology, 10th ed, McGrow-Hill, New York, 2007
2)石田 明,半田 誠:出血傾向患者へのアプローチ.medicina 36:640-644,1999
3)渡辺清明:出血症状.medicina 36:571-573,1999
4)石田 明,半田 誠:出血傾向.medicina 36(増刊号):194-198,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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