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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか 血液疾患へのアプローチ 【赤血球系の異常】

汎血球減少症

著者: 脇本直樹1 松田晃1

所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター造血器腫瘍科

ページ範囲:P.2185 - P.2189

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ポイント

●汎血球減少症の鑑別診断には,末梢血の白血球分画,血液像,網赤血球が重要である.

●汎血球減少症の鑑別診断を進める際は,白血病を常に念頭に置かなければならない.

●汎血球減少症患者の診断,マネジメントは血液内科医にコンサルトする.

参考文献

1)Brown KE, et al:Hepatitis-associated aplastic anemia. N Engl J Med 336:1059-1064, 1997
2)小峰光博:厚生労働科学研究費補助金特発性造血障害に関する調査研究班平成16年度総括・分担研究報告書,pp3-47,2005
3)Frickhofen N, et al:Treatment of aplastic anemia with antilymphocyte globulin and methylprednisolone with or without cyclosporine;The German Aplastic Anemia Study Group. N Engl J Med 324:1297-1304, 1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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