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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか 血液疾患へのアプローチ 【白血球系の異常】

白血球数の減少

著者: 北川誠一1 日野雅之2

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科細胞情報学 2大阪市立大学大学院医学研究科血液腫瘍制御学

ページ範囲:P.2206 - P.2208

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ポイント

●白血球減少がある場合には,ほかの血球成分(赤血球,血小板)の変化にも注意する.

●白血球減少がある場合には白血球分画を調べ,どの成分が減少しているか確認する.

●白血球減少がある場合には薬剤の服用歴,治療歴を詳細に問診する.

参考文献

1)北川誠一:白血球の異常.池田康夫,押味和夫(編):標準血液病学,pp73-87,医学書院,2000
2)北川誠一:無顆粒球症.杉本恒明,矢崎義雄(編):内科学,第9版,pp1643-1644,朝倉書店,2007
3)Andersohn F, Konzen C, Garbe E:Systematic review;Agranulocytosis induced by nonchemotherapy drugs. Ann Intern Med 146:657-665, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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