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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか 血液疾患へのアプローチ 【出血凝固系の異常】

血栓傾向患者へのアプローチ

著者: 鈴木伸明1 小嶋哲人2

所属機関: 1名古屋大学医学系研究科血液腫瘍内科学 2名古屋大学医学部保健学科検査技術科学

ページ範囲:P.2225 - P.2227

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ポイント

●血栓症の発症には,血液成分・血流・血管壁の3要素が深くかかわっている.

●深部静脈血栓症の診断には,D-ダイマーと静脈エコーが有用である.

●先天性凝固異常が疑われる場合は,専門医へコンサルトする.

参考文献

1)Hirsh J, Lee AY:How we diagnose and treat deep vein thrombosis. Blood 99:3102-3110, 2002
2)辻 肇:ヘパリン類の適正使用.日血栓止血会誌 19:187-190,2008
3)高松純樹:先天性血栓性疾患.浅野茂隆,池田康夫,内山 卓(監):三輪血液病学,第3版,pp1762-1772,文光堂,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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