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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

今月の主題 末梢血検査異常 何を考え,どう対応するか トピックス

DIC治療の進歩

著者: 和田英夫1

所属機関: 1三重大学大学院医学系研究科血栓・止血異常症診療センター

ページ範囲:P.2240 - P.2242

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ポイント

●DIC(播種性血管内凝固症候群)の予後はいまだ悪く,DIC治療の標準化が必要である.

●DICの治療において,基礎疾患の治療が最も重要である.

●生理的プロテアーゼインヒビターの開発は,DICの予後を改善する可能性がある.

参考文献

1)日本血栓止血学会学術標準化委員会DIC部会:EBMに基づくDICガイドライン作成に向けての調査研究.血栓止血誌 17:278-330,2006
2)Taylor FB Jr, et al:Towards definition, clinical and laboratory criteria, and a scoring system for disseminated intravascular coagulation;On behalf of the Scientific Subcommittee on disseminated intravascular coagulation(DIC) of the International Society on Thrombosis and Haemostasis(ISTH). Thromb Haemost 86:1327-1330, 2001
3)Wada H:Disseminated intravascular coagulation. CCA 344:13-21, 2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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