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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻12号

2008年12月発行

文献概要

書評

異常値の出るメカニズム―第5版

著者: 渡辺清明1

所属機関: 1国際医療福祉大三田病院・検査部

ページ範囲:P.2165 - P.2165

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 本書は1985年に第1版が出版されて以来,23年間の長きにわたり臨床検査の基礎読本として多くの医師や臨床検査技師に愛読されている.

 今回第5版が出版され,内容も血液化学検査,遺伝学的検査をはじめ最新の情報が加わり,前回の第4版より約70ページ増えた.具体的には関節液検査,赤血球酵素,栄養アセスメント蛋白およびシスタチンC,LDLコレステロールとリポ蛋白リパーゼ,銅およびセルロプラスミン,セロトニンおよび5-HIAA,MMP-3,抗リン脂質抗体,遺伝学的検査などが新たに項目として加えられた.これらの最新の項目の追加により旧第4版より,ますます刷新されたものになっている.また,血液化学検査については,各項目に総論が加えられ,より理解しやすいよう編纂されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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