文献詳細
特集 目でみる診療基本手技
基本的な臨床検査
文献概要
便検査は,患者に低侵襲であるうえに多くの臨床情報が得られるが,その検査特性には限界がある.つまり,便検査は手技としての側面は少ないが,その適応や解釈にややテクニック的な側面が求められる.本稿では,便検査を有効利用するための事項について,解説する.
参考文献
1)福井次矢(監訳):ワラック検査値ハンドブック.医歯薬出版,pp188-192,1997
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5)厚生省老人保健福祉部老人保健課(監):老人保健法による大腸がん検診マニュアル.日本医事新報社,pp21-44,1992
6)相楽裕子,宮井美津男:便細菌検査.medicina 42(増):555-557,2005
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