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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻13号

2008年12月発行

特集 目でみる診療基本手技

基本的な臨床検査

細菌培養法

著者: 藤田芳郎1

所属機関: 1トヨタ記念病院腎・膠原病内科

ページ範囲:P.45 - P.52

文献概要

細菌培養をするときの一般的注意

 

●抗菌薬治療開始前に検体をとる努力をする.

●不明なことは検査室に尋ねる.
●検体を無菌的に採取する工夫をする.すなわちコンタミネーションを最小化する.皮膚や粘膜面の常在菌を取り込まないように消毒をする.血液培養するときは消毒液(ポビドンヨード)が乾くのを2分待ってから血液を採取する.

参考文献

1)青木 眞:レジデントのための感染症診療マニュアル,第2版,pp596-597,医学書院,2008
2)高久史磨・他(訳):ワシントンマニュアル第11版,p475,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2008
3)Burton DR,et al:UpToDate(16. 1), 2008
4)福井次矢・他(監修・監訳):ハリソン内科学,第2版,p796,メディカル・サイエンス・インターナショナル,2006
5)Principles and Procedures for Blood Cultures;Approved Guideline, Clinical and Laboratory Standords Institute, 2007
6)Guidelines for evaluation of new fever in critically ill adult patients:2008 update from the American College of Critical Care Medicines and the Infectious Diseases Society of America. Crit Cave Med 36:1330-1349, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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