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文献概要
特集 目でみる診療基本手技 診療手技 注射法
筋肉・皮下・皮内注射法
著者: 本村和久1
所属機関: 1沖縄県立中部病院
ページ範囲:P.68 - P.73
文献購入ページに移動 ワクチン接種など,経験することの多い基本手技といえるだろう.筋肉,皮下,皮内と解剖学的に近い部位の注射法(図1)であるが,それぞれ手技,適応,効果は当然異なっている.ただ,共通しているところもあり,まずは筋肉・皮下・皮内注射法いずれに関しても注意すべき点を述べてみたい.
参考文献
1)Simons FE:Epinephrine absorption in children with a history of anaphylaxis. J Allergy Clin Immunol 101:33-37, 1998
2)Ipp M:Vaccine-related pain;Randomised controlled trial of two injection techniques. Arch Dis Child 92:1105-1108, 2007
3)吉岡和晃,古田精一,村上智彦:皮下注射の前のアルコール消毒は必要か.プライマリ・ケア 28:87-91,2005
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