medicina45巻13号

2008年12月発行

特集 目でみる診療基本手技

診療手技 注射法

小児の注射法

著者： 稲冨淳¹

所属機関： ¹焼津市立総合病院小児科

ページ範囲：P.94 - P.100

文献概要

　「注射法」は静脈注射のほか，皮内，皮下，筋肉注射など多岐にわたるが，ここでは小児に特徴的な静脈ルートの確保を中心に述べる．その他の項目については，小児に特有な手技は少ないと思われるため，適応などについて概略を述べるにとどめた．本書の他稿を参照していただければ幸いである．

参考文献

1)岩井正憲：静脈ルートの確保．小児内科 31(増)：83-91，1999

2)新生児医療連絡会(編)：NICUマニュアル，第4版．金原出版，pp343-348，2006

3)後藤彰子(監修)：新生児診療マニュアル，第4版．東京医学社，pp79-87，2004

4)田村正徳(監修)：新生児蘇生法テキスト．メジカルビュー社，pp64-65，2007

5)仁志田博司：新生児学入門，第2版．医学書院，p138，2001