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特集 目でみる診療基本手技 診療手技 穿刺および生検法
胸腔穿刺法と胸膜生検
著者: 水口英彦1
所属機関: 1稲城市立病院内科
ページ範囲:P.102 - P.108
文献購入ページに移動 胸腔穿刺は原因不明の胸水貯留の診断を目的に行われるが,治療を目的として排液や脱気(排気)を行うこともある.
胸膜生検は,胸腔穿刺により確定診断が得られない結核性胸膜炎を疑う症例が主な対象となる.悪性胸膜中皮腫などの胸膜腫瘍の診断は,安全性や正診率の高さから,胸腔鏡下生検を行うことが多くなっている.
胸膜生検は,胸腔穿刺により確定診断が得られない結核性胸膜炎を疑う症例が主な対象となる.悪性胸膜中皮腫などの胸膜腫瘍の診断は,安全性や正診率の高さから,胸腔鏡下生検を行うことが多くなっている.
参考文献
1)Light RW:Pleural Diseases, 4th ed. Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2001
2)泉 孝英(監修):結核,第4版.医学書院,2006
3)Shifren A, et al:The Washington Manual Pulmonary Medicine Subspecialty Consult, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2006
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