文献詳細
特集 目でみる診療基本手技
診療手技 穿刺および生検法
文献概要
ポイント
関節腔穿刺により関節液を採取することは,関節疾患の診断における有用な手段となる.また,変形性関節症や関節リウマチなどにおいて,ヒアルロン酸やステロイドの関節内注射は効果的な治療手段でもある.関節腔穿刺には感染や神経・血管損傷の危険性もあるが,適切な手技を行えばこれらの危険は最小限にすることができる.
関節腔穿刺により関節液を採取することは,関節疾患の診断における有用な手段となる.また,変形性関節症や関節リウマチなどにおいて,ヒアルロン酸やステロイドの関節内注射は効果的な治療手段でもある.関節腔穿刺には感染や神経・血管損傷の危険性もあるが,適切な手技を行えばこれらの危険は最小限にすることができる.
参考文献
1)龍順之助:整形外科医のための局所麻酔・ブロック療法ABC.メジカルビュー社,2001
2)織田弘美:整形外科外来勤務ハンドブック.南江堂,2007
3)Stephen D, et al:Arthropuncture technic. Clin Orthop Relat Res 72:293-300, 1970
掲載誌情報