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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻13号

2008年12月発行

文献概要

特集 目でみる診療基本手技 診療手技 チューブ挿入法・カテーテル管理法

尿道カテーテルの交換と管理

著者: 奥山光彦1

所属機関: 1旭川医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.155 - P.160

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ポイント

 尿道カテーテル留置は,検査や手術のほかに通常の診療において,安静や自排尿が制限される場合に行われる一般的な処置であるが,その適応と禁忌については十分考慮する必要がある.ここでは尿道カテーテルの留置と管理に重点をおき,その実際について紹介する.カテーテル留置が短期間か長期間かで取り扱いは若干違うが,尿道カテーテル留置と管理のポイントは,①尿道の解剖学的理解と,②カテーテルの構造を理解したうえで,③無理な挿入はしない,④清潔操作に努めることである.挿入が困難な場合は専門の泌尿器科医に相談することを勧める.

 また,尿道カテーテル留置の手技とほぼ同様である導尿法についても補足説明する.

参考文献

1)Pratt RJ, et al:epic2:National Evidence-Based Guidelines for Preventing Healthcare;Associated Infections in NHS Hospitals in England. J Hosp Infect 655:S1-S64, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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