文献詳細
特集 目でみる診療基本手技
診療手技 チューブ挿入法・カテーテル管理法
文献概要
ポイント
胃管挿入は比較的容易で機会が多い手技の1つである.しかし,侵襲的手技であることを忘れることなく,適応,基本操作,合併症を十分理解し,できるだけ患者に苦痛を与えないように行うことが重要である.また,挿入後の管理は看護師任せにすることなく,毎日の回診時に回路トラブルがないか確認することを忘れてはならない.
胃管挿入は比較的容易で機会が多い手技の1つである.しかし,侵襲的手技であることを忘れることなく,適応,基本操作,合併症を十分理解し,できるだけ患者に苦痛を与えないように行うことが重要である.また,挿入後の管理は看護師任せにすることなく,毎日の回診時に回路トラブルがないか確認することを忘れてはならない.
参考文献
1)高橋邦康:胃管の挿入と管理.Medicina 40(増):412-416,1992
2)小泉俊三,川越正平,川端正輝:レジデント臨床基本技能イラストレイテッド,第2版.医学書院,2001
3)Cuellar RE, et al:Gastrointestinal tract hemorrhage;The value of a nasogastric aspirate. Arch Intern Med 150:1381-1384, 1990
4)Thomas B, Cummin D, Falcone RE:Accidental pneumothorax from a nasogastric tube. N Engl J Med 335:1325, 1996
掲載誌情報