icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina45巻13号

2008年12月発行

文献概要

特集 目でみる診療基本手技 診療手技 チューブ挿入法・カテーテル管理法

胃瘻カテーテルの交換と管理

著者: 倉敏郎1

所属機関: 1町立長沼病院内科

ページ範囲:P.165 - P.173

文献購入ページに移動
 近年,PEG(percutaneous endoscopic gastrostomy,経皮内視鏡的胃瘻造設術)が急速に普及し,一般臨床医にとっても理解しておくべき手技となってきている.胃瘻カテーテルの交換(以下,PEG交換)はある程度トレーニングを受けた臨床医であれば比較的容易に施行が可能である.しかし,その対象患者は高齢者や神経難病などの一般状態が決して良いとはいえないことが多く,交換時の合併症はときに致命的となる.このため,PEG交換と管理にあたっては細心の注意を払い,合併症を起こさない心構えが必要である1)

参考文献

1)倉 敏郎,他:経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)の適応と長期管理―PEGのカテーテル交換を安全に行うための工夫.消臨 9:655-661,2006
2)西口幸雄,他:第3回HEQ学術・用語委員会報告「カテーテル交換について」.在宅医療内視鏡治療 9:120-123,2005
3)加藤幸枝,他:PEGカテーテル内腔汚染の対策.在宅医療内視鏡治療 5:9-13,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら