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特集 目でみる診療基本手技 診療手技 小外科的治療手技
気管切開法とその後の管理
著者: 太田凡1
所属機関: 1湘南鎌倉総合病院救急総合診療科
ページ範囲:P.180 - P.185
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●頸椎損傷など頸部伸展の禁忌がなければ,肩枕を入れてしっかりと頭部後屈を行う.
●常に触診で気管の位置を確認し,正中を意識して剝離する.
●鈍的剝離により出血に気を配る.盲目的な操作は行わない.
●頸椎損傷など頸部伸展の禁忌がなければ,肩枕を入れてしっかりと頭部後屈を行う.
●常に触診で気管の位置を確認し,正中を意識して剝離する.
●鈍的剝離により出血に気を配る.盲目的な操作は行わない.
参考文献
1)Neacy KA:Tracheostomy care and tracheal suctioning. Roberts JR:Clinical Procedures in Emergency Medicine, 4th ed. WB Saunders Co, Philadelphia, pp133-145, 2003
2)平出 敦:経験が望ましい手技 B. 気管切開.日本救急医学会認定医認定委員会:救急診療指針,第2版.へるす出版,pp425-428,2003
3)葛西嘉亮,他:外科的気道確保.救急医学 32:697-701,2008
4)沢村敏郎:古くても知っておきたい静脈切開と気管切開.レジデントノート 9:1057-1061,2008
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