文献詳細
文献概要
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
扉
著者: 大生定義1
所属機関: 1立教大学
ページ範囲:P.193 - P.193
文献購入ページに移動 外来診療では痛み・しびれで受診する患者さんは多い.この感覚は身体的な問題の存在を示唆することもあり,重要な体からの警告であることもある.また,心因性の場合もあり,心からのメッセージとして捉えるべきときもある.
医師も患者もこのしびれ・痛みという感覚が何なのか捉えきれず,治療のタイミングを逸したり,症状が固定化することもある.この変な感じを早めに上手に適切に捉え,患者さんのQOLの回復・向上の援助をすることが臨床医の務めであり,それがうまくできれば医療専門職としての喜びにもなろう.
医師も患者もこのしびれ・痛みという感覚が何なのか捉えきれず,治療のタイミングを逸したり,症状が固定化することもある.この変な感じを早めに上手に適切に捉え,患者さんのQOLの回復・向上の援助をすることが臨床医の務めであり,それがうまくできれば医療専門職としての喜びにもなろう.
参考文献
1) Wolfe GI, et al:Chronic cryptogenic sensory polyneuropathy;Clinical and laboratory characteristics. Arch Neurol 56:540-547, 1999
2) Baldereschi M, et al:Epidemiology of distal symmetrical neuropathies in the Italian elderly. Neurology 68:1460-1467, 2007
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