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今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛みの基礎知識
しびれ・痛みの機能解剖学―これだけはおさえておきたい機能解剖
著者: 梶龍兒1
所属機関: 1徳島大学神経内科
ページ範囲:P.199 - P.201
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●「しびれ」は,いろいろな意味があることに注意.
●しびれ・痛みは局在型と非局在型があり,その発症様式でも発作性と持続性がある.
●局在型ではしびれ・痛みの範囲が末梢神経の支配/根支配/その他に分かれる.
●急性発症の根支配型の痛みでは常に帯状疱疹の前駆症状を念頭に置く.
●神経因性疼痛・しびれは消炎鎮痛薬ではなく抗てんかん薬を用いる.
●「しびれ」は,いろいろな意味があることに注意.
●しびれ・痛みは局在型と非局在型があり,その発症様式でも発作性と持続性がある.
●局在型ではしびれ・痛みの範囲が末梢神経の支配/根支配/その他に分かれる.
●急性発症の根支配型の痛みでは常に帯状疱疹の前駆症状を念頭に置く.
●神経因性疼痛・しびれは消炎鎮痛薬ではなく抗てんかん薬を用いる.
参考文献
1)梶 龍兒:整形外科医が誤りやすい神経・筋疾患──しびれ・痛み・脱力の臨床(前編).臨床整形外科 40:916-922,2005
2)梶 龍兒:整形外科医が誤りやすい神経・筋疾患──しびれ・痛み・脱力の臨床(後編).臨床整形外科 40:998-1003,2005
掲載誌情報