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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻2号

2008年02月発行

文献概要

今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛みの基礎知識

しびれ・痛みの疫学―どのようなしびれ・痛みをよく診るか

著者: 神津仁1

所属機関: 1神津内科クリニック

ページ範囲:P.205 - P.209

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ポイント

●しびれも痛みも神経系が発するSOSサインと考えて,どこにどんな異常があるかを考える.

●高齢者ではpolypathy(多数疾患)のあることを考慮して,多様な原因を探ることが必要である.

●内科外来診療であっても,頸椎や腰椎の変化を見逃さない.

●内科外来における頭痛患者はおよそ13~14%.頭痛診療の質を高めて対応することが必要.

●神経所見をとるときに,臀部にみられる髄節性知覚低下域の有無を必ず確認する.

参考文献

1)本郷利憲,廣重力(監):標準生理学.第5版,医学書院,2000
2)平山恵造:神経症候学,文光堂,1976
3)豊倉康夫(編):神経内科学書.朝倉書店,1987
4)廣谷速人:しびれと痛み〈末梢神経絞扼障害〉.金原出版,2003
5)神津 仁・他:癌性ニューロパチー.診断と治療 74:839-843,1986
6)神津 仁・他:病態のとらえかたと治療の実際・神経痛.Medical Practice:4:1987-1991,1987
7)神津 仁:しびれの診方.JIM 16:706-711,2006
8)Haymaker W:Bing's local diagnosis in neurological diseases. 15th ed, The William & Wilkins Company, Saint Louis, 1969

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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