文献詳細
文献概要
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか 診察場面のしびれ・痛み 【しびれ・痛みの訴えをどう解きほぐすか】
随伴症状による診断へのアプローチ―随伴症状と併せてしびれ・痛みを考える
著者: 鶴田和仁1
所属機関: 1古賀総合病院神経内科
ページ範囲:P.224 - P.226
文献購入ページに移動ポイント
●しびれの診断は問診が重要である.
●しびれは神経障害,関節炎や循環障害などの神経以外が原因のこともある.
●神経障害では,しびれの分布で障害部位が推察可能である.
●脳由来では同側の半身,脳幹障害,脊髄障害では,しびれの分布が解離することがある.
●感覚以外の要素,運動症状,腱反射異常の組み合わせで,より正確な部位診断ができる.
●しびれの診断は問診が重要である.
●しびれは神経障害,関節炎や循環障害などの神経以外が原因のこともある.
●神経障害では,しびれの分布で障害部位が推察可能である.
●脳由来では同側の半身,脳幹障害,脊髄障害では,しびれの分布が解離することがある.
●感覚以外の要素,運動症状,腱反射異常の組み合わせで,より正確な部位診断ができる.
参考文献
1)平山恵造:神経症候学,文光堂,1987
2)Hoppenfeld S:Orthopedic neurology;A diagnostic guide to neurologic levels. Lippincott Williams & Willkins, 1977
掲載誌情報