文献詳細
文献概要
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛み診療の実践
クリニックで診ていけるしびれ・痛み
著者: 内山富士雄1
所属機関: 1内山クリニック
ページ範囲:P.245 - P.249
文献購入ページに移動ポイント
●絞扼性・圧迫性ニューロパチーの軽~中等症例は,プライマリ・ケア医が診続けることで不必要な専門医コンサルテーションを回避できる.ただし,脳卒中や坐骨神経痛などとの鑑別には注意を要する.
●心因性/原因不明のしびれ・痛みの患者は,根気よくかかりつけ医として診続けることが求められる.共感的な対応,専門他科との過不足ない連携などがポイントとなる.
●精神科医,診療内科医の選択枝が少ない地域では,心因性の患者のよりどころはプライマリ・ケア医である.
●絞扼性・圧迫性ニューロパチーの軽~中等症例は,プライマリ・ケア医が診続けることで不必要な専門医コンサルテーションを回避できる.ただし,脳卒中や坐骨神経痛などとの鑑別には注意を要する.
●心因性/原因不明のしびれ・痛みの患者は,根気よくかかりつけ医として診続けることが求められる.共感的な対応,専門他科との過不足ない連携などがポイントとなる.
●精神科医,診療内科医の選択枝が少ない地域では,心因性の患者のよりどころはプライマリ・ケア医である.
参考文献
1)廣谷速人:しびれと痛み 末梢神経絞扼障害,金原書店,1997
2)Dawson DM, et al:Entrapment Neuropathies, 3rd ed, Little, Brown & Co, Boston, 1999
掲載誌情報