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今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛み診療の実践
全身性疾患によるしびれ・痛みをどう診るか
著者: 上坂義和1
所属機関: 1国立国際医療センター神経内科
ページ範囲:P.275 - P.278
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●多発神経障害(ポリニューロパチー)と多発単神経障害の症状の違いに着目して診断する.
●悪性腫瘍に起因する神経症状の原因には直接浸潤,傍腫瘍症候群,栄養障害,治療によるものがある.
●傍腫瘍症候群における自己抗体と関連する主な悪性腫瘍がある.
●血管炎による末梢神経障害は予後不良なので,その症状を疑ったら早めに生検を行う.
●多発神経障害(ポリニューロパチー)と多発単神経障害の症状の違いに着目して診断する.
●悪性腫瘍に起因する神経症状の原因には直接浸潤,傍腫瘍症候群,栄養障害,治療によるものがある.
●傍腫瘍症候群における自己抗体と関連する主な悪性腫瘍がある.
●血管炎による末梢神経障害は予後不良なので,その症状を疑ったら早めに生検を行う.
参考文献
1)Darnell RB, Posner JB:Paraneoplastic syndrome involving the nervous system. N Engl J Med 349:1543-1554, 2003
2)The Diabetes Control and Complications Trial Research Group:The effect of intensive treatment of diabetes on the development and progression of long-term complications in insulin-dependent diabetes mellitus. N Engl J Med 329:977-986, 1993
3)The Diabetes Control and Complications Trial (DCCT) Research Group:The effect of intensive diabetes therapy on the development and progression of neuropathy. Ann Intern Med 122:561-568, 1995
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