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文献詳細

雑誌文献

medicina45巻2号

2008年02月発行

文献概要

今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか しびれ・痛み診療の実践

薬剤性のしびれ・痛みをどう診るか

著者: 亀井徹正1

所属機関: 1茅ヶ崎徳洲会総合病院内科

ページ範囲:P.282 - P.284

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ポイント

●薬剤性末梢神経障害は稀ではなく,しびれ・痛みの原因の1つとして重要である.

●薬剤性末梢神経障害によるしびれ・痛みは,急性あるいは亜急性に発症する.

●原因薬剤として抗癌剤,抗HIV薬が有名だが,ほかの多くの薬剤でも起こる.

●治療の原則は,原因薬剤をできるだけ早期に中止することである.

参考文献

1)沖祐美子・他:末梢神経に影響を及ぼす薬物.日内会誌 96:1591-97,2007
2)Nash T:Peripheral neuropathic pain. Bennet M(ed):Neuropathic Pain. Oxford University Press, Oxford, 2006
3)Herskovitz S:Neurotoxicity associated with pharmaceutical agents. 59th AAN annual meeting syllabi, American Academy of Neurology, 2007
4)河野 豊,永田博司:末梢神経障害の機序.日内会誌 96:1585-90,2007
5)Peltier AC, Russell JW:Recent advances in drug-induced neuropathies. Curr Opin Neurol 15:633-638, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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