文献詳細
今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
しびれ・痛み診療の実践
文献概要
ポイント
●多発性硬化症において,しびれ・痛みは頻度が高く,うつを生ずるなどQOLの悪化因子として重要である.
●多発性硬化症のしびれ・痛みは,原因・部位・性質・出現様式・経過(再発・寛解・持続)のすべてにおいて多彩である.
●診察は,身体図を用いて患者の訴え(すべてのしびれと痛み)を確認することから始める.
●多発性硬化症のしびれ・痛みとして特徴的なものがある.
●治療は,複数のターゲットに,複数の薬剤の組み合わせで行うことが稀でなく,また,長期化する.
●治療薬の副作用に注意が必要である.
●多発性硬化症において,しびれ・痛みは頻度が高く,うつを生ずるなどQOLの悪化因子として重要である.
●多発性硬化症のしびれ・痛みは,原因・部位・性質・出現様式・経過(再発・寛解・持続)のすべてにおいて多彩である.
●診察は,身体図を用いて患者の訴え(すべてのしびれと痛み)を確認することから始める.
●多発性硬化症のしびれ・痛みとして特徴的なものがある.
●治療は,複数のターゲットに,複数の薬剤の組み合わせで行うことが稀でなく,また,長期化する.
●治療薬の副作用に注意が必要である.
参考文献
1)Solaro C, et al:The prevalence of pain in multiple sclerosis;A multicenter cross-sectional study. Neurology 63:919-921, 2004
2)Garg N, Weinstock-Guttman B:Treatment of pain, paresthesias and paroxysmal disorders in multiple sclerosis. Cohen JA, Rudick RA (ed):Multiple Sclerosis Therapeutics. 3rd ed, pp845-862, Informa Healthcare, London, 2007
3)Solaro C, et al:Antiepileptic medications in multiple sclerosis;Adverse effects in a three-year follow-up study. Neurol Sci 25:307-310, 2005
掲載誌情報